作品概要
魚人島編(1)
そして、2年間が過ぎた。
マリンフォードでの頂上戦争の後、離ればなれになって修行していた麦わらの一味。
ルフィは再び麦わら帽子をかぶり、仲間たちも再会の約束を果たすため、シャボンディ諸島に姿を現す。
そのシャボンディ諸島では、何と麦わらの一味を名乗る、見るからに小物なニセモノたちが暴れ回っていた! 彼らも彼らが呼び寄せた荒くれ者たちも、覇気を会得したルフィと、仲間たちの敵ではない。
向かうは新世界!
コーティングしたサニー号でたどり着いたのは、海中にある魚人島。リュウグウ王国で、ネプチューン国王の娘・しらほしと出会う。
彼女は弱虫で泣き虫な人魚姫だった。
魚人島編(2)
魚人島の竜宮城内に乗り込む、新魚人海賊団のホーディ。
左腕に忌まわしきアーロンのマークを刻む彼は、自分たちこそその意思を継ぐものだと、高らかに宣言。ゾロたちを海中に沈める!
一方、海の森にたどり着いたルフィたちには、ジンベエがある昔話を語る。オトヒメ王妃とフィッシャー・タイガーという、二人の人物にまつわる悲劇・・・。その悲劇こそ、魚人島をめぐる深い因縁の発端となったものだった。
そして始まるホーディの暴虐。
ネプチューンの命が奪われようとしたその時、サニー号と共に、ルフィと麦わらの一味が姿を現す!
魚人島編(3)
魚人島の絶体絶命の危機に現れたルフィたち。
対するは、ホーディが集結させた新魚人海賊団、その数何と10万人!
だが、2年間の修行を経て覇気を身につけたルフィは、押し寄せる大軍を次々と蹴散らしていく。
ゾロやサンジをはじめとする一味や、秘密兵器「フランキー将軍」も大活躍。
ほとんど勝利を確信したその時、破局が迫っていることが明らかになる。
数百年前に魚人島民が造った方舟ノアが、島に接近しているというのだ。竜宮城をも上回る超巨大な舟は、島を包み込むシャボンを割り、避けがたい破局をもたらすだろう。
愛する人々を救うため、懸命に勇気を振り絞るしらほし。
彼女を守ると約束したルフィも、ノアへと飛んでホーディとの対決に挑む!